職場の後輩から「おすすめの本はありますか?」と聞かれたらこれ1択!!【ビジネスマンの父より息子への30通の手紙】

会社の後輩や同僚、友達、誰でもいいです。

この質問、たまにありませんか?

「おすすめの本を教えてください!」 どーーーーーん!!!!

その時、あなたはなんて返しますか?

難しくないですか?笑

あまりにも有名なベタベタな本だと

「ありがとうございます!すでに読みました!」

となる恐れもありますし、マイナーすぎるとその方に刺さるかどうかわからない。。。

うーん、、、、難問ですね。

会話をしていき、その方が何に困ってるのか?が分かれば、もっとマッチする本を紹介できるかもしれませんが、このざっくりした「おすすめ本」を教えてください。に対して私はこの本を激推ししておきます。

理由は大きく2つ。

1つ目は、ベストセラーであるもののそれほど有名ではないこと。

発売が1994年とかなり前ということもあるのか、本屋さんで平積みで置かれていたり特集を組まれていたりするのを私はこの10年ぐらいで一度も見たことはありません。

なので誰かに先におすすめされていない限りは高確率で「まだ読んだことがない本」です。

2つ目は詳しくは後述しますが、「誰が読んでも刺さる内容になっている」こと。

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上記2つの理由から、おすすめ本を聞かれた時に薦める本として総合力1位と勝手に決めています。笑

少しは本の紹介もしておきます。

この本は私がこれまでに読んだ本の中でもベスト5に間違いなく入る本です。(しつこいな)

この本と初めて出会った時は大学生でした。

それから就活、社会人、結婚、子供が産まれる、転職、、、なとライフステージが変わっていく中で、何度も読み返している本です。

15年ぐらい手元に置いて、何か壁にぶつかったり、自分の原点に立ち返りたい時に、読み返しています。

読みすぎて表紙が破れてきて既にボロボロになっているぐらいです。笑

どんな本かというと、経営者の父親が息子に向けて、死ぬまでにこれだけは伝えておきたい人生全般における大切なことを30通の手紙として書いた内容をまとめた本です。

人生全般という部分が私にはブッ刺さりました。

著者は経営者なのでビジネスにおける考え方も非常に参考になるのですが、仕事以外の部分がとても良い。

例えば、

・大学でどんな過ごし方をすべきか

・成功について

・結婚という投資について

・礼儀正しさについて

・読書の価値について

・人生の幸福とは

・友情について

・ストレスと健康について

などなど、人生で訪れるあらゆる局面に対して、どのような心構えで臨むべきか?を語りかけてくれるため、いつ読んでも自分のライフステージに応じて新たな学びが得られる本です。

そのため、繰り返しになりますが、私は他人から「おすすめの本は何かありせんか?」と聞かれたら、まずこの本が思い浮かびます。

その人の置かれている立場や状況、何に悩んでいるのか?によっておすすめする本は変えますが、この【ビジネスマンの父より息子への30通の手紙】は、誰に薦めても良いと思っています。

それぐらいの名著。(と個人的に思います)

この本を読んで、「ひとつも学びがありませんでした」と言われたらその人とはそっと縁を切るか、あなたが本を書いてくださいとお願いします。笑

この本と出会った当時はこの本の内容をただ受け取る側でしたが、今は自分にも娘と息子がいる立場になり、伝える側(著書側)の気持ちもほんの少しは理解できるようになりました。

だからこそ、著者であるキングスレイ・ウォードさんのユーモアやウィットに富んだ言い回しを見ていると、自分も子供たちにこういうことを伝えていける大人にならないといけないな、、、と思います。

最後に私の人生に大きな影響を与えた本書の一節を紹介します。

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「読書によって経営の腕を磨くということは、要するに人びとについて読むことである。歴史は人について語る。そして、現在広く読まれている、ストレス、投資、食事療法、運動、飛行機の安全な操縦法など、数えきれないほど多数のテーマを扱った本もすべて、人びとや人びとの考え、あるいは行動について語っている。君の経営技術を測り知れないほど向上させたいと思うのなら、広範囲の人びとについて読むことだろう」

※第19通 読書の価値  より

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今日も人びとについて学ぶために好きな読書を続けようと思います。

みなさんは「おすすめ本を教えてください」という難問に対して、どの本を紹介しますか?

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